今年の1月11日民進党の蔡英文総統の再選が決まった時から、台湾の人から5月20日の総統再選の就任式が”最も危険な日”だと聞いていたからです。
(台北中央社)蔡英文総統は20日、中華民国(台湾)第15代総統に就任する。当日行う就任演説では、中国との関係について、台湾を矮小化して現状を破壊する「一国二制度」は受け入れないとする立場や、今年1月の総統選で再選を果たした際に表明した「平和、対等、民主主義、対話」に基づいて対処する姿勢が改めて示される見通し。
蔡総統の就任演説で、中国との関係について、台湾独立に関する事など中国の主張を覆す演説をした時には、中国は軍事行動も辞さないと発表しているのです。
もうすでに就任式を控えた15日には台湾の総統府のコンピューターがハッキングされ、機密文書が流出する事件が明らかになりました。中国によるサイバー攻撃の可能性があると指摘されていて、中国に不利な演説内容を入れないよう蔡氏への圧力を強化しています。
こういう不測の事態を警戒している台湾はあらゆる警戒はしていますが、何が起こるかは予測は出来ません。
それに対してアメリカは「台湾関係法」により台湾防衛のため台湾付近に軍艦を待機させている状態です。(たぶん日本の自衛隊も最大限の警戒はしていると思いたいです。)
台湾海峡を航行する米海軍のミサイル駆逐艦マッキャンベル(米海軍提供)
《米駆逐艦が台湾海峡を通過 異例の頻度で中国の挑発を牽制》産経新聞
【ワシントン=黒瀬悦成】米第7艦隊は13日、米海軍のミサイル駆逐艦マッキャンベルが現地時間の13日、台湾と中国を隔てる台湾海峡を通過したと発表した。台湾の蔡英文総統の2期目の就任式を20日に控え、中国が挑発行動に出ないよう牽制(けんせい)する意図があるとみられる。
米海軍の駆逐艦は先月も2回にわたり台湾海峡を通過している。異例の頻度での海峡通過は、中国の海軍や空軍が今年に入って台湾周辺で軍事演習や示威行為を繰り返し、台湾に圧力をかけているのに対抗する狙いがある。
F16台湾空軍機
あの、かつては経済の疲弊で困窮した中国が「日中友好!友好!」と日本に笑顔ですりより、今日の経済大国になったとたん、軍事力を強め世界中に病毒をまき散らし国連、WHOなど国際機関にも金の力で侵食する、まるで「ウィルス」のような国になってしまいました。これはアメリカ、日本が大きな経済援助をした結果なのです。
その中国は、感謝するどころか反米反日教育はどんどん強化されてゆくばかりです。経済が安定し、資本主義の社会になれば民主主義が根付くだろうとする、先進国の思惑がまったくの幻想であったことが明白になりましたね。
私はコロナ禍のあと、中国発のもっと恐ろしい事態が起こらないことを祈るばかりです・・・・。
【テレ東NEWS】
蔡英文総統の2期目の就任式 台湾時間午前9時に行われました
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